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工人舎SH6でAndroid-x86 4.0RC2

眠っていたSH6を有効活用できないか試行錯誤した結果、Android x86(ICS)がとてもいい感じだったのでメモを残します。

SH6のスペックは
http://jp.kohjinsha.com/models/sh6kt12a/specification/index.html
から抜粋すると、
- Intel® processor A100 (600MHz)
- メインメモリ 1GB
最近のスマホでも1GHzオーバーのプロセッサで動作するのに(それでも動作が重いのに)こんなスペックで大丈夫かいな?と思いましたが、結論から言って予想外に快適でした。
LinuxでもDistributionによっては快適に動きますが、あまり一般的では無いDistroだったりして常用は躊躇する部分もありますが、Androidであればマニアックすぎず、そこそこ快適に使えるのではないかと思いました。

■動作確認結果
スライドパッド ○
内蔵WLAN ×→○ ※ドライバ追加
内蔵LAN × ※そもそも有線LANの設定が無いので使えないっぽい。
Bluetooth ○
タッチパネル ×
内蔵カメラ ○
ハードウェアキーボード ○
スタンバイ ×
日本語入力 ×→○ ※アプリ追加
安定動作 ○
サウンド ○

■レシピ
・android-x86-4.0-RC2-eeepc
http://www.android-x86.org/download

・RaLink RT73 USB Enhanced Driver
http://homepages.tu-darmstadt.de/~p_larbig/wlan/rt73-k2wrlz-3.0.3.tar.bz2

・nicoWnnG IME
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.gorry.android.input.nicownng
※Google Playからインストールできる

■インストール手順
インストール自体は超簡単なので、概要だけ記載します。
まずEeePC用のCDイメージ(ISO)を用意して、SH6にUSB接続した外付けDVDドライブからブートします。
grubのメニューからインストールを選択します。
インストールパーティションを選択する際に注意する店としては、先にWindowsが動いているパーティションをext3にフォーマットしても、インストール自体は進みますが起動に失敗します。
明示的にfdiskでWindowsパーティションを削除してLinux用のプライマリパーティションを作成してあげる必要があります。
パーティションをext3でフォーマットしたら、画面の指示に従ってさくさく進めば10分もかからずインストール完了します。
ここでAndroid x86を起動するか、再起動するか?と聞かれるので再起動を選びます。
起動する、を選ぶとCDからブートするので読み込みやらに時間がかかる。再起動した方が早いです。
私の外付けドライブの場合、再起動する時もドライブはロックされた状態なのでディスクが取り出せず、そのままだともう一度インストーラが起動してしまうので思い切ってUSBをぶっこぬきます。

無事にインストーラが起動していればgrubで通常起動かデバッグ起動かを選択する画面がでますので、通常起動を選び、Androidの初期設定を画面に従ってすすめればOKです。
触っているとわかりますが、ここまでほとんど何もしないで動作します。
スライドパッドもキーボードも画面の表示も音も全く問題在りません。
この時点で動かないのは内蔵無線LANのみです。

★インストール後、真っ先にすることは「省電力の抑止」です。
設定>ディスプレイ>スリープ を「常時点灯」とします。
スタンバイに入ってしまうと、キー押下でも電源キーでも復帰しません。
電源キー長スライドで強制的に電源オフして、起動し直さないといけません。

インストール後、Android標準の「端末エミュレーション」アプリを使用する事で、コンソールからの操作が可能です。
これができれば通常のLinuxやBSDを使っているのとほぼ変わりありません。
またsuコマンドで簡単にrootになれます。
携帯をroot化する手間に比べると楽勝すぎます。

内蔵無線LANを動かすには、
rt73.binを/lib/firmwareにコピーします。
コピー後、パーミッションの設定をしてあげます。
$ su
# chmod 644 /lib/firmware/rt73.bin
後は設定>無線とネットワーク>Wi-FiをONにして、アクセスポイントの設定を行うだけです。

ちなみにEeePC向けのISOを使いましたが、ThinkPad用のISOを使うと、内蔵無線LANは最初から動作しますが、スライドパッドが効きませんでした。
どちらかというと無線LANを有効にする方が楽だったのでEeePCのISOを使ってます。

日本語設定についてはGoogle PlayからnicoWnnGをインストールして設定するだけです。
この辺はnicoWnnGの説明を見て貰えればわかると思います。


■課題
・タッチパネルを動作させたい
・スタンバイとそこからの復帰をさせたい
・Android上でgccとか動かしたい

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